ウワサのガンダムバー「#78」

というわけで行ってきましたガンダムバー。正確な店名は「#78」といい、でんでんタウンガンダム専門店「GUNDAM'S」の角を曲がって少し歩いたところにあります。
ファーストアタックをかけたのが16日。この日はなぜか友達の彼女も一緒に行くことになり(その子とは初対面なのに!)、合計4人で連れ立っていざ出陣。が、22時頃という時間のせいもあり、店内は満席。しかたなくその日は諦めて、ふつうに居酒屋へ行くことに(内心ほっとしていた)。
そしてセカンドアタックをかけたのが17日。NGM氏とid:hamuzohの3人で行ってきました。いや、別に行けなかったのが悔しいとかそういうのではなく、純粋に他の用事があったから。前日のアタックも、この用事があったから決行したようなもんです(少なくとも僕は)。で、17日は時間も早かったためか、席はまばらに空いていて、なんとか座ることができました。さぁ、いよいよガンダムバー初体験だ!
店内は、カウンターのみのこぢんまりとしたつくりで、ところ狭しとガンプラやフィギュアが並んでいる以外は、本当にふつうのバーと変わらない。壁にはジオン公国のでかい旗が飾ってあったり、「劇団ガンダム」の公演告知ポスターが貼ってあったりなどしていて、おおいかにもという感じ。あとは、通りに面した席(表から見える場所)に巨大なシャア専用ザクがでんとかまえていて、なかなかの威圧感を醸し出している。こいつがいなければあと2、3人は座れるのだろうけど、このシャアザクが強烈なインパクトを放っていることも確か(それくらいデカイ)。まぁ看板娘専用の席という感じで。
が、いかにもというのはこれくらいのもので、メニューに「赤い彗星」とか「連邦の白い悪魔」などの凝ったものがあるわけではなく、店内で交わされる会話はガンダムオンリーというわけでもなかった。まぁ店が店だけに、アニメや漫画、ゲームの会話が中心であることは確かだけど、そんなにディープな話題が飛び交ってはいない(もしかしたら、気を使って貰っていただけかも)。まぁ今何が面白いかとか、熱いのは何かとか、そういう話題が多いのかな。こっちがディープな話題をふれば、マスターや常連さんたちはいくらでも答えてくれそうだけど。そこら辺は空気読めってことで。
マスターはとてもいい人で、店名の「#78」のロゴが入ったTシャツにキャップというラフなスタイルで、常連さんや僕たちに気を使いながら、いろいろ話しかけてくれるきさくな人(どうやらだんじりファイターの気質がある人のようで、そこに大きく起因するのかも)だった。前日のアタックを含め、僕たちがこの店の前をうろうろしていたことにマスターは気づいていたようで、「昨日も前まで来てましたよね?」と聞かれた。は、恥ずかしい。きっと「もう、早く入ればいいのに!」と内心では思っていたに違いない。実際、何度か店の前を様子を見ながら素通りした挙句、結局恐る恐る入ってくる、というお客さんは多いらしいので、入ろうかどうしようか迷っている人は、勇気を出して入ってみよう。大丈夫、「#78」は怖くないよ!
そうそう、料金はすごくリーズナブルで、1杯500円から700円くらいなのかな。3人で4杯(内訳はカクテル3杯ビール1杯)飲んで2600円でした。なんとチャージ料無し。バーにはちょっと詳しいid:hamuzohによると、ふつうのバーに比べたらすごく安いらしい。すきっ腹で行ったからあまり飲めなかったけど、もうちょっと飲みたかったな。カクテルはとてもおいしゅうございました。
あと、このお店ではマスターも混じってのプラモコンテストが開催されるようで、今回は「ボトムズ」をテーマに開催されるみたい。8月初旬が締め切りで、そこから2週間くらい作品が展示され、一般のお客さんに投票して貰って優劣を決めるらしい。それで得られるのは「俺のほうがあいつよりデキがいい」という満足感のみ。ただ己のプライドのみをかけて戦うという、いかにもオタクらしい高尚なバトルが繰り広げられるよう。これはちょっと楽しみ。今度は作品の鑑賞&投票を目的に行ってみることにしよう。
ともあれ、ちょっと期待とは違ったけど、なかなかいい感じのお店で、ヘタに凝り固まっているよりは、また行ってみようかなと思わせるいい店でした。でもまだ1人で入るのはちょっと勇気がいるので、前回行けなかったmarkとかid:syunduelをまた誘って行くことにしよう。
それと、どう? 今度はid:regasuieも。あとこの手の異色バーが好きな人は声をかけてくれたらいつでも行きまっせ。