白熱!新年会ボーリングin曽根

まぁ当日のあらましはsyunduelのブログにある通りなので省略。ここではすごかったポイントをもう少し詳しく、覚えている限り書いていこうと思う。当日参加できなかった人には、これで少しでも現場の雰囲気が伝わると良いと思う。そして、来れるけど来なかった人は悔しがるように。
 
まず、最初に盛り上がりを見せたのは第2ゲームのラストショット。チームAがリードし、チームBのラストショットですべてが決まると言う局面だ。「いきなりそこからかい!」と思うかもしれない。そりゃあそうだろう。僕もまさかそんな展開になるとは思っていなかったから、それまでのゲームの展開をそんなに覚えていないのだ。
点数的には競ってはいたものの、スコア画面に並んだ数字からはなんとなくチームAの勝ちが漂い始めていたので、チームBに所属していた僕は半ば諦めかけていたのだ。しかし、ラストショットを投げる前に現状の確認のためにスコアを計算してみたところ、なんとそのラストショットをストライクで決めると、2ピン差くらいの僅差でチームBが逆転することが判明。沸き立つチームB。どよめくチームA。な、なんだこのありがちなスポ根マンガみたいな展開は。
諦めムードが漂っていたチームBに活気が蘇る。しかし、その燃える展開とは裏腹にプレッシャーがラストシューターに襲い掛かる。勝利への執念と大役の緊張感と罰ゲームの恐怖と愛しさと切なさと心強さと部屋とワイシャツと私と千と千尋の神隠しとその他色々。いろんなものを背負ったか背負わなかったかは分からないけど、運命の1投は放たれた。
結果は、残念ながらチームBの負け。まぁストライク縛りで、そのゲームでまだストライクを出していなかった(と思う)のに、そこで出たらスーパーすぎる。それこそマンガっていうか、話作ってんじゃないかって疑われても仕方ないだろう。
 
で、ほんとはここで終わる予定だったんだけど、あまりに第2ゲームの負けが悔しかった僕たちは、もう1ゲームしようとチームAに持ちかけたのだ。さらなる罰ゲームを賭けて。僕たちが負けたら罰ゲーム2倍。僕たちが勝ったら同じ罰ゲームをチームAも行うという条件だ。ってよく考えたら、3ゲーム目はチームAにはまったくメリットの無い勝負だよ。
 
注)この先の展開は、僕がチームBにいたこともあり、かなりチームBよりの記述になっていることを、あらかじめお断りさせていただきます。
そんなこんなで始まった3ゲーム目。これはもう最初からすごかった。最初、syunduelが7本しか倒してないのに、スコア上では8本と計算されていて、それを修正するというちっちゃいトラブルはあったものの、その後の展開は本当にすごかった。ストライク、スペアを決めたときはチーム内でおおいに盛り上がり、ガターが出ようものなら「グッジョブ!」とか「その調子!」というセリフが飛び交う(ほとんどは僕がsyunduelに言って、彼が僕にツッコミを入れるというものだったけど)。
スコアは接戦も接戦。追いつけ追い越せ当たり前。チームの3人が連続でストライクを出したかと思えば、相手チームにはターキーが出たりもした。途中、僕とsyunduelのスコアがまったく同じになったりもした。おいおいすごいぞこのゲームは。スコアは互角。最後までどっちが勝つか本当に分からなかった。
 
そして迎えた3ゲーム目、3人目のラストイニング。いわゆる9回裏2アウトでの最終打者。先投はチームB。スコア的にはチームAがリードしており、ここでストライク、最低でもスペアを取らないと逆転は不可能な局面だ。この緊張とプレッシャーが二重に圧しかかる場面で、シューターは奇しくも2ゲーム目のラストシューター。あのときの緊張が蘇る(かどうかは知らないけど)! 投げる! あ! あーー! の、残ったーー! いや、まだだ。まだスペアなら大丈夫だ。2投目を、投げたーー! た、倒したーーーー! うぉぉぉぉぉぉ! すげー! 決めた! 決めやがったよこんちくしょー!
 
もう、すごい。すごかった。あれをスペアに決めたのは本当にすごいと思う。これでチームBはなんとか逆転し、残るはチームAのラストシューターを残すのみとなった。しかし、チームAにはストライクもスペアも必要ない。ふつうに今までどおりの投球で簡単に逆転できる点差だった。そうだ、まだ終わりじゃない。まだ終わっていないんだ。
最後のシューターはゲーム後半になって徐々に調子を上げてきたMくんだ。あなどれない。というかピンチだ。ピンチっていういか絶体絶命じゃね?
 
さぁ、運命のラストシュートです。M君がいつもどおりの実力を発揮すればチームAの勝利は確実でしょう。しかし、勝敗がかかった局面でいつもどおりの実力を発揮するのは難しいものです。さぁ、彼は実力どおりの投球ができるのでしょうか。勝負を決める一投を、罰ゲームを賭けた一投を、彼は決めることがあーーー、投げたーーーー!
 
結果。
チームA TOTAL:385
チームB TOTAL:386
 
1ピン差ーーーーーーーーーーーーー!
うぎゃーーーーーーーーーーーーーー!
うほほーーーーーーーーーーーーーい!
も、萌え燃えーーーーーーーーーーー!
 
これが、22日のボーリング大会の一部始終です(たぶん)。まさか3ゲーム目の最初にやった1ピン修正が勝敗にこれほど影響するとは。