逆転休暇

逆転裁判4(限定版)

逆転裁判4(限定版)

逆転裁判4(通常版) 特典 オドロキヘッドフォン付き

逆転裁判4(通常版) 特典 オドロキヘッドフォン付き

いやー、まー、なんというか、世の中にはFFの新作が発売されたり、ドラクエの新作が発売されたり、ゼルダの新作が発売されたりしたら、金曜日に有給取って遊び倒す人いるじゃないですか。まぁ、そういうことですよ。
 
さて、お楽しみの逆転裁判4。ひとまず、2話まで終わっての感想ですが……。
 
「まゆげやったんかい!」
 
ですね。いやー、マイッタ。
まぁ、そういったアレはおいといて。シナリオはさすがといった感じで、証人の証言を覆す快感や、新たな証言を引き出すことによって、徐々に事件の真相が明らかになっていく興奮はこれまでどおり、いや、これまで以上ではないでしょうか。また、真相が明らかになっていく過程には”逆転”要素が巧く組み込まれていて、思わず「アッ!」と思わせる展開がカタルシスを促します。コレそうとう練りこんで作ってるなぁ。
また、これは「蘇る逆転」でもそうだったので、言うまでもないことではありますが、知らない人のために言っておくと、「カガク捜査」は、単調だった探偵パートに劇的な進化をもたらしてますね。いままでは、聞き込んで情報や証拠を集めることが主な目的だったこのパートが、さらに、集めてきた情報を加工して証拠に変える、というパートになるわけです。つまり、いままでは探偵パートでも法廷パートと同じようなことをメインにやっていた*1のが、「裁判に備えての準備」という感覚に近くなって、より法廷パートとの違いが明確になるのです。情報収集にこういうシステムを採用してるアドベンチャーは今までやったことがないので、これがもうすごい楽しい。あと、指紋を検出したり、足跡を鑑定したりするのが単純に楽しい。ふーっとやって粉を飛ばすのが楽しい!
それと、新要素の「みぬく」ですが、これはまだなんとも。”怪しいな”と思う証言をしているときにの”しぐさ”を指摘して、そこから新たな証言を引き出していくのですが、この”しぐさ”の特定がなかなか難しい。これが見つからなかったら完全にハマリ状態になってストーリーが進まなくなってしまうので、これは諸刃の剣だなーと思いますね。見つけたときはまさに「そこだっ!」という快感につながるのですが、見つからなければ「どこだっ!」って感じでイライラがたまりまくり。これで投げ出してしまう人はいるんじゃないかな。ある程度は推測できるものの、これはロジックで見つけられるものじゃないからなー。
 
まぁまぁまぁ。ぶっちゃけ僕が楽しければそれでいいので、問題ありません。面白いっす(サイテーの結論だな)。
謎はまだ謎のまま、いったいどうストーリーが展開するのか。予測不能でワクワクしております。こんなにゲームにのめり込んでるのは久しぶりで、すごい興奮してて、まともなレビューはできそうにないです。そういうわけですので、今日はこれにて失礼。

*1:”サイコロックを解除して、証人から情報を聞き出す”というシステムは、証人の嘘や矛盾を指摘して証言を得るシステムのため、法廷パートでやっていることとあまり大差がない