ドラリオン観た

行ってきましたドラリオン。有給使って平日観賞です。実は今日有給取ってる人が3人もいて、職場的にはきっと大変だったと思うけど、7月からチケット取っていてS席11500円は諦められないので、ごめん。ほんと、ごめん。
 
いやぁ、でもすごかったっす。
人間の限界を超えた関節の稼動とその動きを片手で支えるバランス感覚とか、予想を裏切るパフォーマンスの奇想天外さとか、まさかの展開を見せるクラウンパートの笑いなど、一流のプレイヤーたちの技の数々にもうずっと感激しっぱなしでした。
とくに、CMでもちょっと見ることができる”トランポリンを使った壁に向かってジャンプする演目”は本当にすごかった。「再生→逆回転→再生→逆回転」を映像じゃなくて生で観るという感覚はちょっとすごい体験ですよ。ちょっと伝わりにくいな。えーと、壁のヘリから飛び降りて、トランポリンに着地したら飛び降りたときと同じ軌道で元の位置に戻って行く感じ。くそう、わかるかな。とにかくこれがすげーんだ。
まぁ、難を言うなら動きの少ない演技(慎重な動きを必要とする技)は正直ちょっと眠くなったり(これは好みの問題)、クラウンパートの一部に、日本人には伝わりにくい笑い要素があったりもした(これは文化の違いだからしょうがない)点があると言えばあります。しかし、ショウ全体の構成が緩急バランス良く組まれていたので、最後まで集中が途切れずに観賞できたこともあり、それほどマイナス印象にはならなかったです。
つまり、これは金額に見合うエンターテイメントパフォーマンスショウなので、そういうの好きな人は観るべき。今日の人の入りを見る限り、空席がパラパラ散見されたので、平日の昼間は当日券もあるはずです。大阪在住の人でまだ席があるなら観に行きたいという人は、迷わず観に行ってください。
 
そうそう最後に、オタクな感想を述べさせていただきますと、今日ドラリオンを観終わって思うには、アニメの『カレイドスター』を猛烈に見たくなりました。ドラリオンを楽しんで、このアニメを知ってる人はたぶん共感できるはず。ドラリオンを楽しんで、まだこのアニメを見たことがない人は一度お試しを。ドラリオンカレイドスターも見てないけど、主人公が成長していく青春サクセスストーリーが好きっていう人にはオススメです。あ、でも「人間はそんな動きできねぇよ」とか「ワイヤーを使わずにそんな技できねぇだろ」とか「こんな危険なショウはありえねぇ」といった演出上の大袈裟な嘘を許せない人にはオススメできませんのでご注意を。
 
えーと、ちょっとまとまりのない感想になってしまったので、強引に締めさせてもらいますと、「すげーぞ! ドラリオン!!」です。ご清聴、ありがとうございました。