攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG

ひとまず1〜5までをいっきに見た。前作のラストで解体させられた公安9課が、新政権の発足に伴い復活し、悪い人たちをとっ捕まえて(またはぶっ殺して)いくのだけども、どうやら裏で糸を引くずる賢いやつの手のひらで踊らされているような感じで、釈然としない展開が続いてます。相変わらずセリフは小難しくて何言ってんのかさっぱり分からないけど、面白い雰囲気は伝わってきて続きが気になる。こういう、いくらでも噛み砕いて易しく表現できるものを、わざと小難しく表現して頭いい雰囲気を味わえるのが押井作品の良いところです。セリフに漢字が多いのもそのため。
あと、このシリーズの特徴である電脳化とか擬体化とかってすごいカッチョいいのだけど、あきらかにこれのせいで犯罪率が上がってるよなーと思うので、これはしない方がいいよという警鐘なんでしょうか。