荒地を耕せ!

今日、攻略本を発注してみるように言われた。ゲームの攻略本を作っていたし、いまでもゲームやってるってことで、まぁモノは試しにやってみろってことみたい。事実、店的にもかなりちっちゃーいコーナーで、初めてやるにはちょうどいい感じのなのだろう。
というわけで、まずは在庫調査をするために棚を眺めてみたんだけど、はっきり言って唖然とした。ぽかーん、だ。な、ん、だ、この荒地はぁぁっぁぁぁ!
棚にはハードごとの区切りはなく、ソフト名で50音順に本が刺さっているだけで、整理もほとんどされていない。かろうじて「FF」「DQ」「ガンダム」「光栄」「新刊」のコーナーがあるくらいで、あとはみんな一緒くた。平積みされているのは分厚くてたくさん在庫がある本が何の芸もなく並んでいるだけで、かなり古いゲームのも平積みされている。日々の仕事に追われて、いま初めて気づいた僕もどうかと思うけど、この適当な展示もなんだかなぁ、だ。ちょっと郊外型の大型書店としてはありえない展示。うーん、これは手の入れ甲斐があるなぁ。
とりあえず、各コーナーは残して、あとは全部並べ替える。ただ、ハード別だとGCとかDSが小さくなりすぎて見栄えが悪いので、ソニー任天堂でまずは並び替えよう。で、売れてそうなゲームの攻略本を発注して、これ以上売れそうにない本を返品(だって「アンリミテッドサガ」とか「バーチャファイター4」*1とかがあるんだぜ!)して、比較的新しいゲームや、データ量が多くて攻略本片手にしないと不便なゲーム、または在庫量が多いうえ、さらに分厚くて棚を圧迫する本などを平積みする。そんで、棚の兼ね合いを考えながら「ネットゲーム」のコーナーを新設する。さすがにコンシューマのゲームとリネージュラグナロクが一緒に並んでいるのはマズイだろう。んー。まぁできんこともない、かも。
これだけのことが研修期間に終わるかどうかははなはだ疑問ではありますが、とりあえずはやってみよう。で、無理だったら誰かに引き継ごう。コミック担当あたりならやってくれるだろう。売り場近いしな。
それにしても、現状は本当に荒野過ぎてどうしようかと思ったけど、こうやって考えをまとめていくと何とかなりそうか気がしてきた。どーれ、ちょっくらやってみるかぁ。

*1:どちらもゲーム屋で1000円くらいで投売りされていることが多い