一の論より十の意見

よく男女関係の心理を分析した本に、「男は絶対に謝らない、自分の非を認めようとしない」と書かれているのを目にする。で、男はそれを見て「ふーん、でも俺はそんなことないよ」と思うのではないだろうか。かく言う僕はそうでした。ちゃんと謝って、非を認めているつもりでした。
しかし、先日「あたなは絶対に自分の非を認めないし、謝らない」と指摘されたのと、とある相談サイトでは、「ウチの夫は自分の非を認めず、絶対に謝ろうとしません。どうしたらいいでしょうか」という問いに対し「ウチも! ウチも!!」という意見が殺到しているのを目の当たりにして、「僕もそうだったのか」と思い知りました。
いくら一の論が良くできていても、十の意見の説得力にはかなわないのだなぁと感じた瞬間でした。まぁ僕がそういう人間だというのも多分にあるのでしょうけど。
あ、これが「論より証拠」か!