いいこと書いてあったのでメモ

ほぼ日刊イトイ新聞――11月28日のダーリンコラム。

―前略―
 
しかし、ぼくの考える人間の価値のなかでは、
順番を争うような種類の何かは、
あんまり重きを置かれてないように思う。
これは、もう何度も言っていることなのだけれど、
ぼくは、なぜだかわからないけれど
「あいつを呼ぼうぜ」と言われる人がいいと思っている。
結果はわからないけれど、自分のこどもにも
そんなふうに育って欲しいと願ってきたし、
知り合いの若い人たちにも、言う機会があれば、
そう言ってきている。
 
―中略―
 
一番になることにくらべて、
「あいつ呼ぼうぜ」がいいのは、そういう存在に、
誰でもなれることだ。
そういうやつが、何人いてもかまわない。
それどころか、
【世界中の人間が「あいつ呼ぼうぜ」になりますように】
って、看板立てたくなっちゃうくらいのものだ。

こんなことを書いていると、はたして、いま、
自分が「あいつ呼ぼうぜ」と言われる人間であるか?
疑問を感じてしまうのだけれど‥‥危ないね。
いい意味で、余裕とかヒマとかを所持してないやつは、
「あいつ呼ぼうぜ」って言ってもらえないんだよなぁ。
つまり、いまの自分は、自分の価値観からいうと、
あんまりいいやつじゃないかもしれない、な。
残念だなぁ。顔洗ってこよう。

<ぼくの思う、価値ある人間像‥‥ってやつ?>より引用。