Wiiについて

http://www.nintendo.co.jp/wii/topics/index.html#interview
http://originaltheory.g.hatena.ne.jp/akogina/20061122/p7
http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20061123/1164278437
 
読んでみて感じたことは、Wiiとはつまり、ひとりで遊ぶ従来のタイプのハードに、家族や友人たちとワイワイ遊べる要素を盛り込んで、いままでゲームに興味を持っていなかった層を巻き込もうというハードである、ということ。あまりゲームに関心がない層をターゲットにしてはいるけれど、メインには設定していない気がします。
Wiiリモコンとかそれをメインで使っていくゲームは、そういった層に関心を向けさせる要素なので、CMを始めとした広報活動で大きくPRするのは当然のことでしょう。で、それを見た僕たちのようなゲーマー諸氏は、「そんなゲームしない人たちをメインターゲットに設定して大丈夫?」と感じてしまう。「それでいいのか、任天堂?」と。
しかしながら、DSを振り返ってみると、いまでこそ家族でワイワイ楽しめるゲームが充実していますが、初期の頃はどっちかっていうとひとりでガッツリ遊ぶゲームがメインだったような気がします。『大人のDSトレーニング』シリーズや『どうぶつの森』などのソフトたちが、DSを”一家に一台”から”一人一台”のハードに変えて行ったのではないかと思います。DSのそういった要素を始めから備えているのがWiiで、DSのこの展開はいわばWiiのための実験だったのではないかと思えるほど、任天堂は用意周到に事を運んでいるように思えます。
つまり何が言いたいかと申しますと、そのハードがどんなゲームに適しているかを決定付けるのはソフトであって、ハードの問題ではないということ。そしてWiiは、さまざまなプレイスタイルに対応できる柔軟性を持っているということ。しかし、その柔軟性を活かすも殺すもソフト次第ということ。そしてそれは、DSがすでに証明しているということ。
DSを発表してからの任天堂の躍進には目を見張るものがあるので、今後のWiiの動向がすげー気になります。まったく、目が離せないとはこのことっすよ。ちょい書き足りない気はするけれど、時間が来たので今はここまで。
 
○追記
”今はここまで”と書きつつも特に何も書かないのは、『LOST』が面白すぎてハマっているからです。というか、改めて読み返しても、まぁこんなもんかと思い始めたので、これはこれでいいかなと(広島旅行話はそのうち書くつもりではいます)。あーでも、ゼルダとかワイルドアームズとかやる予定なのでいつになるかは気分次第ということで。