携帯機の新サービスを考える

こないだUSJに行ったんですけど、永らく大阪に住んでいながら、恥ずかしながら初めてのUSJで、もっすごい満喫してまいりました。あらかじめショーのタイムテーブルをプリントアウトして持ち歩き、どう回れば効率的に観て回れるかを考え抜き、この時期に見られるアトラクションやショーはほぼ見て回りました。といっても、タイムスケジュール片手にスケジュールを組んだのは、いっしょに行った相方なので、いまはただ相方に感謝です。
で、そのときに感じたことなんですけど、アトラクションの行列の待ち時間を、DSやPSPなどの携帯機(というかほぼDS)で潰している人がけっこういることに驚いた。そのときは、”せっかく映画の世界に浸れるのに、なんでそんな無粋なマネを!”と憤慨していたんですけど、あとあと深く考えてみれば、これってビジネスチャンスなのかもと思い至ったわけですよ。
ネットで手に入れて、プリントアウトした当日のショーのタイムスケジュール。なにかと取り出すことの多いスタジオ内MAP、および情報誌。および、スタジオ内で携帯機を持ち歩いている人の増加。これらを元に導き出されたのが、携帯機による「テーマパークナビゲーター」というソフトとサービス。
日本各地にある(といっても実用性があるのはTDLUSJだけど)テーマパークの情報(とくにパーク内MAPとレストランまたはファーストフード情報)が収録されていて、さらにパーク内のサービスステーションからはアトラクションやショーの最新情報がダウンロードできるソフト。各アトラクションやショーの待ち時間がリアルタイムで分かったり、最新アトラクションのプロモーション映像が携帯機で見られたりするとすごいイイと思った。アトラクションの待ち時間に、オリジナルミニゲームで遊べたりしたら最高だし、いっそのこと携帯機をアトラクションの雰囲気作りにまるごと利用してもいいかもしれない。すれ違い通信も有効活用できそうだ。これだけ携帯機が一般化してきているなら、それを利用しない手はないと思う。
ただ、サービスを発信し続けるコストがどのくらいかかるのかが予想もつかないので、ビジネスとしていけるのかいけないのかはっきりしないところが微妙な感じではありますが。まぁ、需要はあるとは思います。
どうだろう。僕ならテーマパークに行くに当たって、こういったソフトは買ってしまうのだけどなぁ。とくに、リピーターの多いTDL愛好者には需要が高いんじゃないかと思うのだけど。