ヤッターマン

うん、概ね満足!
よくもまぁあれだけ原作ネタを盛り込んで、その上にオリジナリティを上乗せしてきたなぁと、監督の原作への愛と悪ふざけのクォリティの高さを感じました。あと阿部サダヲ最高。
そもそも、映画を見に行こうと思ったキッカケは、
 
・コスチュームデザイン(正確にはリファイン)が「寺田克也」。
・テーマ曲を歌うのが「山本正之」。
ヤッターキングのうたを歌うのが「ザ・クロマニヨンズ」。
 
という、内容にまったく期待しない理由で見に行ったのですが、思いのほか面白かったので驚いています。なんというか、子供も大人も笑えるようなシーンやセリフがうまいこと散りばめられていた感じ。あ、でもタイムボカン世代でない人、例えば20代のカップルとかにはあまりその面白さが伝わりにくいかなとは思う。
 
とにかく、期待値を低く設定し、総合的な完成度を求めずに見に行けば楽しめる作品だと思うので、1800円払わずに見に行ける(800円〜1300円くらい)なら、見て損ってことはないかと(褒めてます)。いや、ほんとオススメですよ。