いわゆるひとつの事故った……。

まぁなんというか、救急車で公道運転しちゃったよシリーズ完結編です。すいませんほんますいません。シリーズ通して見てくれてる人はいないと思いますが、いちおうきちんと後片付けはしておこうかと思います。
 
患者さんを乗せての運転はね、スムーズに終わったんですよ。車の通りも、人の通りも、ほんと少ない道を”左折するだけ”だったから。問題はそう、”車庫入れ”にあったんです。
 
”患者搬送”という大仕事を終え(初めてする仕事はたいてい大仕事)、お気楽上機嫌の僕は、救急車を所定の駐車位置へ戻す作業に取り掛かかる。駐車場へ進入し、止める場所へ向かう。おっとこの進入角度では止められない。もっと奥へ行って切り返しだ。よし、あの辺まで進んで切り返すぞ……。
 
「バキ!!!!」
 
いやーはっはっは。やっちたーよ。
ふだん運転してる車より長い車だったので、内輪差はものすごい気にして運転していたんだけど、まさか車高でしてやられるとは思いもよらなんだ。車高にまったく無頓着な僕の運転は、駐車場の天井に張り巡らされた配管を、救急車の回転灯でもののみごとに破壊していたのでした。あんなでっぱりを計算に入れて運転なんて無理っす。あーあ。
 
回転灯の根元は鉄だったので、回転灯自体はほとんど無傷で済み、配管も簡単に修繕できたので怒られはしなかったものの、ちょっとした騒ぎ&問題にはなってしまい、僕は「車輌事故報告書」を書く羽目に。あー。いやー。きつい。ていうかチクショー。ちょっとしたトラウマだコノヤロー!!
 
みなさんも、救急車を運転するときは”救急車は回転灯の分だけ車高が高い”ことを常に気に留めておいて置くと良いでしょう。いや、無理。